関東ブロック育成合宿
埼玉県上尾市 県立武道館
(2009.07.27〜29)
育成合宿の模様
7月27日(月)から29日(水)の3日間関東ブロック競技者育成合宿が埼玉県上尾市の県立武道館で開催され、本県選手12名と少年部委員長の米山・副委員長の和田先生が引率し参加して来ました。
この合宿は、将来オリンピック選手を育成するための事業で、関東7県(埼玉、神奈川、千葉、茨城、群馬、栃木、山梨)の県代表選手84名で強化練習が行われました。
初日は、午後から練習が行われ、山梨の選手は、厳しい練習に涙を流していましたが、しかし、歯を喰いしばって頑張っていました。
その夜ミーティングでは、選手全員が、こんなにキツイ練習とは思わなかったとびっくりしたと感想を述べていました。
翌日朝のトレーニングも武道館広大な駐車場で行われ、県別に馬とびやジグザグ競争などをしましたが、すべて負けて罰ゲームをするなど大変でした。
疲れたこともあり朝食もあまり食べれない選手もいました。
こんな状況で、2日目は柔道教室が行われ、広川選手(大内刈から大外刈や内股などの変化)、佐藤選手(背負投から寝技)が得意技を披露し、ポイントを教えていただきました。
3日間の合宿が終了し、最後のミーティングを行ったところ、この合宿で得たものは大きかったようです。
投げられ、抑え込まれの3日間でしたが、「仲間意識の芽生え」と「負けてたまるか」の気持ちが全員に出てきて、最終日の乱取稽古では、負けていた相手から1本を取った選手もいました。
今年もこの合宿に引率し、色々と勉強させていただきました。
今回のテーマは、あいさつと感謝です。山梨の選手はおとなしい子供が多かったですが、あいさつでは、3日目には少しできるようになり、先生や相手にわかるように返事をすることもできるようになりました。
他県の子供たちは元気でした。
また、整理整頓も6年生が中心となりよく整理し、トイレのスリッパもきちんと並べてありました。
このように集団生活の基本を教えていただき、皆感謝の気持ちを柔道日誌に書いていました。
この中から、ぜひとも8月の全国小学生学年別大会で予選を突破して入賞者が出ることを期待をして、解散しました。
副理事長 米山徳彦